サッカーを通じて観戦力と分析力を上げていくブログ

基本的にはサッカー×データに関して試してみたことをまとめています。最近はもっぱらPythonを使った可視化中心。時々自分の好きなガジェットも。

【小ネタ】Twitterの開発アカウント(Twitter Developer account)を取得してみる

Twitterのデータを取得する方法にAPIを使うやり方があるのですが、これには通常のTwitterアカウントに加えて開発者アカウントなるものが必要だそうです。Google先生に尋ねると「審査が厳しくなった」などの記事がよく出てきましたが、意外とさっくり取れたのでその過程を簡単にまとめておきます。

背景とやりたい事

PythonのライブラリNetworkXの使い方が段々と分かってきた時に、Twitterハッシュタグの関係性とか可視化できたら面白そうだなぁと思ったことが今回のきっかけです。

▲NetworkXを使うとこんな感じで可視化できます。

ついでに今流行りのAPIの理解を深められたら、という一石二鳥を狙っています。笑

開発者アカウントを取得してみる

開発者アカウントを取得する前提として通常のTwitterアカウントが必要となるので、持ってない方はサインアップからお願いします。

開発者アカウントの取得に当たって、まずはhttps://developer.twitter.comにアクセスします。

developer.twitter.com

Twitterアカウントにログインした状態で画面右上「Apply」をクリックし、遷移した画面で「Apply for a developer account」をクリックします。

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ここから開発者アカウントの利用方法など、いくつかの質問に答えていきます。最初は紐付けるアカウントの設定と電話番号の登録から。書いてある文章読む限り、企業等で利用する場合は、親のアカウントと複数の子アカウントを紐づけることが出来るようです。

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続いて、企業での利用か個人での利用かの選択と、開発者アカウントの名前、地域の選択を行います。

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最後に、ここが一番の関門となりますが、どういった使い方に興味があるのかの選択と、Twitter APIをどのように使おうとしているのかの記述があります。記述は4つの質問に英語で回答する必要があります。

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1.What is the core use case, intent, or purpose for your use of Twitter's APIs?(APIを主にどう使おうとしているか)

2.Do you intend to analyze Tweets, Twitter users, or their content? If so, share details about the analyses you plan to conduct and the methods or techniques you plan to use.(ツイートを分析するか?するならどうやってやろうとしてるか具体的に)

3.Does your use case involve Tweeting, Retweeting, or liking content? If so, share how you will interact with Twitter users or their content.(ツイートやリツイート、いいねを使おうとしているか?もしそうならどのように使うのか)

4.How will Twitter data be displayed to users of your solution? If you plan to display Twitter content off of Twitter, explain how and where Tweets and Twitter content will be displayed to users of your product or service. Will individual Tweets and Twitter content be displayed, or will information about Tweets or Twitter content be displayed in aggregate?(あなたが開発したものでは、ユーザーはTwitterデータがどのように表示されるのか?もし考えているなら、どこにどんな形でどうやってとかを具体的に)

ざっくりとした翻訳も載せましたが、英語は苦手なので間違ってたらすみません(特に3番とか。。)。英語に苦手意識がある身としては一瞬「うっ」と引いてしまいそうになりましたが、シンプルに事実を述べたら審査は通ったので、苦手な方も頑張ってみて下さい。ちなみに自分は「NetworkXを使ってハッシュタグの関係性を可視化したい」くらいまで細かく書きました。

あとは利用規約に同意して、確認メールを待つだけです。

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インターネット上の記事を見る限り、ここからTwitterの人からの質問攻めに合うだの、承認まで2日かかっただの書かれていたので、構えていたのですが、意外にも即完了のメールが返ってきました。(本当に即で上記画面からメールボックスに遷移した時にはすでに確認メールが来てました笑)

無事開発者アカウントが承認されると、APIの利用状況のダッシュボードなどが見られるようになります。

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さて、これでいよいよTwitter APIが使えるようになりました。今後は、ツイートデータの取得やその分析に挑戦していきたいと思います。

戦術や分析に関して、こういう見方もあるよ、こうして見た方がいいよ、などご意見等ありましたら、コメントで教えていただけると幸いです。ぜひよろしくお願いいたします!